手ごろな大きさと価格が気に入って、県内老舗模型店で購入。

九二式重爆撃機と対になる大型４発機として製作。

＜組立＞

組立ては基本的にキットのまま。横鎮７４は厳密には一一型で、
キットの一二型とは機首キャノピーの形状などが違うが、そのまま工作。
電探をキットパーツと真鍮線の組み合わせで再現してみた。


＜塗装＞

スケールエフェクトを考え、キット指定よりもかなり明るめの色を調色。
上面は中島暗緑色、下面は中島明灰緑色から作った。

キャノピーのマスキングは現在製造中止となったメタルックを貼り付けてデザインナイフで切り出す
という方法で行った。この手の細かいマスキングで、これに勝る方法は現在のところないと思う。
どこかのメーカーで生産を引き継いでほしいところ。

マーキングは加入するクラブのＳ氏にデータをいただいてデカールを作成。
横須賀鎮守府74号機敷島とした。
ほかにウォークウェイのライン・給油口などが自作デカール。日の丸は塗装。

＜感想＞

マイナー機九二重爆と対をなすという構想でメジャー機二式大艇を製作してみたが、
引き立て役では収まらない魅力が、同機およびこのキットにはある。
元々はエルエスの古いキットだが、組み立て易さなどよく考えられていて楽しく製作できた。